2012年05月13日
北欧の椅子に癒されます♪
こんにちは!
熊本城横、熊本県伝統工芸館 の くろすけ です!
熊本は最近の暑さから一変、涼しい1日になっています。
過ごしやすいですが、朝晩の冷えには気をつけたいです。
さてさて、5月12日土曜日より、工芸館では北欧の椅子展が始まりました。(‐^▽^‐)
会場には、ハンス・J・ウェグナー氏の椅子を中心に、およそ38脚の椅子が展示されています。
ハンス・J・ウェグナーは、アルネ・ヤコブセンと並んで最も有名なデンマークの家具デザイナーです。
17歳でキャビネット・メーカー士としての資格を得てから、芸術工芸学校などで家具を学びました。
1940年から約3年間はアルネ・ヤコブセンの設計事務所で働き、オーフス市役所の椅子などをデザインしています。そして、1949年に「ケネディー・チェア」として知られる“ザ・チェア”を、翌年にやはり代表作である「Yチェア」を発表しました。以後長年にわたって椅子を中心に家具の名作を生み出しています。キャリアの最初に木工職人としての技術を体得したことにもつながりますが、彼の真骨頂は無垢材を使った椅子です。大部分の工程で機械が使われるモデルでも、クラフツマンシップの要素が生かされています。
ハンス・J・ウェグナー氏の作品から、「バレットチェアー」を御紹介いたします。
バレットチェアー
Hans J. Wegner
ハンス・J・ウェグナー作
単身者用の椅子で、座る部分がこのように置きあがるユニークな椅子です。
背もたれにはシャツ、置きあがった部分には、ズボンなど気軽にかけられるようになっています。
座る部分の下には、時計など小物を収納する部分もあります。(こちらは実際に会場でご覧くださいませ)
機能的でいて、それと同時にどこかほっとする木の温かみも感じる椅子です。
会場に展示してある作品は、床に置いている作品は座れる作品です。
ぜひ座って感触を確かめてみてください(*^▽^*)
また、5月19日土曜日 13時30分より、
インテリアデザイナー 永井敬二氏が列品解説を行います。
展示してある作品はなんと、館所有の数脚を除いて すべて永井さんのコレクション。
解説がと~っても楽しみです(^-^)/
5月12日(土)から開催!
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熊本県伝統工芸館
Kumamoto prefectural traditional crafts center
〒860-0001熊本県熊本市千葉城町3-35
TEL.:096-324-4930 FAX.:096-324-4942
MAIL:info@kumamoto-kougeikan.jp
開館時間:AM9:00~PM5:00
※休館日は毎週月曜(祝日と重なった場合、最終祝日の翌日がお休みです)
野原グループ陶とオブジェ(2015.3/31-4/5)
木のクラフト展(2015.3/31-4/5)
東雄次 木工展(2015.3/31-4/5)
ミノモみのるとたのしいヤツラ展(2015.3/31-4/5)
【平成27年3月31日(火)~4月5日(日)】週替わりの催事のご案内